高校英語の基礎文法問題②

高校英語の基礎英文法問題part2です。出題は関係詞~。

今日の高校英語②

高校1年生(英検準2級レベル)から解くことのできる、高校英語の基礎問題です。解説の日本語訳は、理解しやすいように、なるべく直訳にしています。

問題:次のカッコ内から適切な語句を選びましょう。

関係詞の問題


関係詞を選ぶ問題です。先行詞が"the year", 形容詞節内(うしろ)に he was born があります。he was born に繋がるように考えると、[ ]内には、'in the year'に相当する語が当てはまります。

'in the year'は時を表す副詞句なので、正しい答えは関係副詞の、となります。選択肢に'in which'があれば、これも正解となります。

日本語訳:「それは彼が誕生した年だった。」


比較の問題


"of the two boys" と、「2人の少年のうち」となっている点に着目します。2人あるいは2つのものを比較する場合、英語では比較級を用います。

したがって、正しい答えは、となります。the + 比較級 + of the two~ の形を覚えておきましょう。

日本語訳:「ケンは2人の少年のうち、背の高いほうだ。」


接続詞の問題


"when" は「~の時」と訳し、時の副詞節を導く接続詞です。『時』や『条件』の「副詞節」では、未来の事柄であっても、動詞は『現在時制』で表します。

したがって、答えは、となります。副詞節を導く接続詞は他に、if(もし~ならば), till/until, as soon as, before, after, as などがあります。

日本語訳:「彼女が明日来た時、その本を彼女に渡してください。」


無生物主語の問題


高校英語で頻出の問題です。An hour's walk「一時間の歩き」が主語になっています。'walk'を主語にした直訳で考えてみると、「一時間の歩きが私をその村へと連れてきた。」

'me'を目的語にするためには、「連れてきた」という意味の、が適切です。


話法の問題


話法の『時制の一致』を考慮する問題です。主節の動詞が"asked"と過去形を用いているので、[ ]内の動詞は時制の一致により、過去時制にする必要があります。

したがって正しい答えは、となります。

直接話法:He said to me, "what time will you arrive at the station?" (「あなたは何時に駅に着きますか?」と彼は私に言った。)


冠詞・名詞の問題


[ ]内に入る単語の意味を考えます。この文は、「彼は1週間に2度しか学校へ行かない。」という訳であることを想像します。 つまり[ ]内には、「~につき」という意味の単語が当てはまります。

したがって正しい答えは、となります。

"a"には、'each', 'every', あるいは'per'と同じように、「~につき」という意味で用いる用法があります。


代名詞の問題


"two sisters"なので、2人います。One(片方)が大阪で、もう一方が東京に住んでいるとのことです。[ ]内には、「もう一方」という意味の単語が入ります。

正しい答えは、です。

2人あるいは2つの物のうち、「片方」が'one'、「もう一方」は特定されるので、"the"を加えて 'the other' となります。

また、3人あるいは3つ以上の場合、「1つ」が'one'、「その他の1つ」は複数の中の不特定の1つです。このような場合、"an"を加えた'another'となります。

日本語訳:「私には2人の姉妹がいる。一人は大阪に住んでいて、もう一人は東京に住んでいる。」


形容詞の問題


後半に、「タクシーでそこに行けなかった」と書いてあるので、[ ]内には、「ほとんど~ない」という否定の意味の単語が入ると推測できます。

a little「少し~がある(量)」, little「ほとんど~がない(量)」, few「ほとんど~がない(数)」という違いを押さえておきましょう。

お金は"量"なので、正しい答えは、となります。

日本語訳:「私はほとんどお金を持っていなかった。だからタクシーでそこへ行けなかった。」


副詞の問題


always, often, usually, sometimes などの頻度を表す副詞の位置を問う問題です。中学英語でも出題されることがあります。以下の原則を覚えておきましょう。

頻度の副詞の位置:一般動詞の「前」。be動詞の「後」。助動詞があれば助動詞の「直後」(たとえbe動詞があったとしても)。

助動詞"will"があるので、直後に配置します。答えは、です。

日本語訳:「この宿題は一日で終わらないだろう。」


否定・強調の問題


高校英語で頻出の強調構文の問題です。It is ~ that で挟まれた語句を強調します。この文では、"in 2015"が強調されています。

したがって答えは、となります。ちなみに強調構文の"It is ~ that"は、文のSVOCに関係なく、取り去っても自然な文のままです。→ … … in 2015 … Tom had gone to India.

日本語訳:「トムがインドに行ってしまったのは2015年のことだった。」



次のページ→英語文法問題(高校基礎)③


※スマホなどのタッチパネル上で、画面右端にボタンが来ると反応が悪くなる場合があります。そのような場合には、スマホの縦横表示を変えてタップすると、スムースに解答が表示されます。
※当ウェブサイト内の問題や解説内容に対し、電話・メール等の対応は致しかねます。

個別指導の学習塾_福山中央ゼミナール

↑ PAGE TOP